気まぐれコラム

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2002年
No.19
5/26
−第69回日本ダービー直前予想−
■どうやら今年は大混戦!らしい。3戦連続の万券決着となった3歳クラシックの流れはこのダービーにおいても止めることはできないのだろうか。
もちろん私も3戦全敗(威張るな)。 この流れ・・・、断ち切りたい。
 今年のダービー、混戦の理由の1つに、タニノギムレット「NHKマイル挑戦」が挙げられます。そこでの不運な敗戦。これでみんな不安になってしまった。前売りで1番人気に推されたとはいえ、多くの方がこのローテ、そして彼の上積みに疑念を抱いたとしても不思議ではないですね。
 日刊スポーツ本紙水島氏は前日10番人気のメガスターダムに◎を打った。そうなると穴党予想家は“何でもあり”状態で、17番人気のサンヴァレーに◎を打ったって別に驚くことではありません。
 さて、ピンポイントで当てることを最も苦手としている「ブロック式馬券術」ではありますが、“何でもあり”状態の今年のダービーですから、もしかしたら当たる(当たってしまう)かもしれない、なんて期待を抱きつつ、強引に引き出した結果がこうなりました。

 ■東京開催 5/26 10R(日本ダービー) 「単勝4番人気以上」 & 「枠連1番人気」
 前日の人気から判断すると、単勝はテレグノシス(4番人気)、モノポライザー(5番人気)、タイガーカフェ(6番人気)、マチカネアカツキ(7番人気)、あたりまでか。「枠1人気」は1−2または2−6どちらかになりそうです。
しかし、これをどうやって買ったらよいのやら・・。当然単勝4点買いだってありですから。

 私個人としましては、何かとツキのないタニノギムレットに勝ってほしい、とひそかに思っています。3度目の正直となるか。
発走は午後3時35分です。お見逃しなく!


No,18
5/19
−W杯日本代表発表とスポーツマスコミ−
中山と秋田の代表選出に湧いた先日のW杯日本代表メンバー発表、そして各選手の会見。いよいよ本番が間近に迫ってきたのだなあ、という想いを強くした瞬間です。
 1人のサポーターとして、選ばれた23人の選手には“やってくれること”を信じるのみであります。
それはいいとして、発表から一連のスポーツマスコミの“取り上げ方”には毎度のことながら「?」(疑問符)と“またか”というあきらめ(=呆れた)を覚えずには入られませんでした。
 中村俊輔選手に対する報道のことです。中村選手の落選に関して賛否両論あるのは当然のことで、それをマスコミがここぞとばかり書き立てるのは仕方がないことだとは思います。
ただ、18日にTBSで放送された「中田英寿スペシャル」で語られた中田選手の冷静なコメントにうなずいた人も多かったのではないでしょうか。
インタビュアーが中田選手に“中村選手の落選について”感想を求めたのです。
中田選手の答えを要約するとこうでした。
「俊輔の落選がマスコミに取り上げられ、話題に上るのは仕方のない部分があるにせよ、俊輔以外に落選した人もいるわけで・・・、マスコミが中村選手だけを大げさに取り上げるのはどうかと思う。」
そして、その後に続いて語ったことが、翌日の新聞やTVニュースで「中田選手のコメント」として何度も取り上げられた部分です。
「すべてはトルシエが最終決断したことだから(4年間代表とともに歩んできたわけだから)、それを信じて自分自身も最後まで戦う」。
この中田選手の言葉には“重み”がありました。それはなぜか!あの中田選手ですらセリエAパルマではなかなか監督に認めてもらえず(体調も悪かったのでしょうが)ベンチウォーマーを余儀なくさせられていたからです。マスコミやファンがいくら騒いだところで、監督に認めてもらえなければダメなのだ、ということを彼は身にしみて感じていたのではないでしょうか。中田選手の凄さは、最後には監督がレギュラーとして使わざるを得ないようなパフォーマンスを見せつけたところにあります。
中田選手にしてみれば、なぜ俊輔の落選をそれほど騒ぎ立てるのか、久保選手や波戸選手、名波さんだっているだろうに、そして選ばれないのは選ばれないだけの理由があるからだろう、という想いがあるのでは(久保、波戸両選手は無視なのか!) 
 監督が、こいつは外せない、と評価してくれるまでやるしかない、ということ。中村選手の性格がトルシエと合わなかった、という意見もあるようですが、中田選手とトルシエだって決して合うとは思えません。やはり要は実力。

 肝心なのは、中田選手のコメントの前半部分が、間違いなくマスコミ批判であるということ。今でこそ“マスコミ嫌い”のレッテルを貼られていますが、元はといえば、ベルマーレ時代の「監督批判事件」が彼をマスコミ不信にさせたわけで、好きこのんでマスコミ嫌いになったわけではないはずです。
代表発表の翌日の新聞・TV報道は意図的なのかそうでないのか、中田選手の前半部分のコメントを紹介していませんでした。あれだけ、“俊輔落選”と騒いでいたのにもかかわらずです。(私が単に見逃していただけなのかもしれませんが) 
“・・・なぜ大げさに取り上げるのか・・・”とにかく金になるスターを作り出したい、世論を煽りたい、というスポーツマスコミの思惑なのか。きっとスポーツ選手との共存なんて考えていないのだろう。話題性がなくなればポイ捨て同然扱い。“それは選手に実力がないから??”という意見もあるでしょうが、実力がなくてもスター扱いしているからおかしなことになるのでは(中村選手に実力がないといっているのではないですよ)
逆に実力はあっても日本時代にはマスコミ受けが悪く“現役引退した元選手(監督)に話題が集中する日本野球は何だろう”と愚痴って、正当な評価を受けられると渡米したイチロー選手の例もある。
まあしかし、この悲劇のスター選手扱いをバネにして中村選手が真のスターになるのなら、それはそれでマスコミのおかげなのかもしれないのですが・・・。

多分明後日頃には、もうこの話題もマスコミの中では取り上げられなくなってしまうのかもしれません。ロマーリオ落選でフェリペ監督を襲撃したブラジルサポーター(南米は過激だ)、バッジオ代表入りへの署名を集めたイタリアサポータ−、のようにファンから自然とわき起こる行動は日本ではどうやらなさそうです。どちらかというとワイドショー的興味の対象でしかないのかもしれません。

なんだかとりとめのない話しになってしまいました。
またまた全TV局・スポーツ新聞、横並び(個性なし)&偏った(一方的)報道に接して、憤慨してしまったのでこのコラムに書いてしまった次第です。
とにかくW杯まであと2週間あまりとなりました。日本代表の活躍を願うと同時に、期間中テレビ局は、わけのわからぬタレント起用で(特に試合では)W杯を単なるバラエティーにしてしまうことのないよう切に願うものであります。

以上


No.17
5/10
この季節になると、part2
■春のGTも残すところあと4レース。5月に入ってその数はめっきり減ってしまいましたが、今年も例年同様送られてきました、競馬予想(情報)会社のパンフ、です。
タイトルにある−この季節−とはGTシーズンのことであり、part1は昨年10/9のコラムで書いております。(この季節がやってくると、我が家には競馬予想(情報)提供会社のパンフが大量に送られてくるなあ・・・というような話し、でした〉
 さてこのパンフ、以前は(去年のある時期までは)せっかく送ってきてくれたのだから、どんな内容なのかとりあえず見てみよう(大筋は分かっているのだけれど・・・もしや!?)という心理(スケベ心)が働いて、結構楽しく読ませてもらっていました。 しかし、去年のエリザベス女王杯後、私の中で事態は一変してしまいます。
当時B・BMembersに参加していただいていた方々には、私的コメントの中でその出来事をお話ししてあったので、すっかり忘れていたのですが、この季節、大量に送られてくるパンフを見て、また思い出してしまったのですね。
では(まあ過去のことでもあるので)、以前掲載したその出来事を。

 ※話はまったく変わりますが、とんでもないパンフが送られてきたので、ここにお知らせします。

 それは株式会社○○○○という四文字熟語のような名前の競馬予想会社から送られてきた1通の豪華パンフから始まります。
 例によって、的中実績の宣伝の嵐が続き、(NHKマイルC,6,880円馬連3点的中からスプリンターズS,3,000円馬連2点的中などなど)しかしこれらは特に問題はありません・・・、最後に、「秋、驚愕のGT実績」的中報告に視線を移したときです。ここからはそのまま的中報告の抜粋です。

−秋も第1弾のスプリンターズSをいきなり的中。菊花賞は外したが、先日
(11/11)のエ女王杯も当然の的中で、更に○○○○の的中神話は続く・・−

 この豪華パンフが我が家に送られてきたのが、(11/11)PM5:00前後であることは間違いありません。今日のエ女王杯確定は、1〜3着まで接戦で(1着トゥザヴィクトリー)PM3:50前後ではなかったでしょうか。う〜ん、恐るべしは○○○○!わずか1時間足らずの間に、印刷して、届けてくれたのだろうか・・・。
多分、1日早く我が家のポストに到着してしまったのでしょうね(^_^;)
しかしこれで、体験コース「8日間、情報料3万円」は高いのではないでしょうか。
−以上、ご報告まで−
()は本日記入

 ここに登場していただいた「株式会社○○○○という四文字熟語のような名前の競馬予想会社」がまだ存在しているのか定かではありません。そしてもちろん、多くの競馬予想(情報)提供会社がすべていい加減なわけではないでしょう。良心的な会社、また相応の馬券的中率を提供してくれるところは存在することでしょう。しかし○○○○のような会社の存在が、この業界の信頼をおとしめているのも事実だと思います。
 
それにしても“信用するか、信用しないか”、それが問題だ。


No.16
5/3
NHKマイルカップ(第7回)私的予想
■馬券本を種類別に分類すると、この「ブロック式馬券利殖術」は、投資利殖系の範疇に入るわけです。
そして、この投資利殖系馬券本で一番苦手なことと言えば、レースをピンポイントで的中させること、でありましょう。
トータルで勝てればそれで良いではないか!というスタンスですから、GTもGUもピンポイントでみんな当てたい!などというのは虫が良すぎるというわけです。
他の投資利殖系馬券本はいざ知らず、「ブロック式馬券利殖術」は融通が利きません。
例えば、私が今日は皐月賞を予想したいと言っても、なかなか聞き入れてはくれません。
“ダメだよ、今日の勝負は2Rから6Rまでだから(--~)”といった感じです。ですから、「ブロック式」が、私のやりたいレースにハマればOKですが、はじかれた場合は、独力で予想(昔はすべてのレースでそうだったわけだが・・・)するしかありません。(ここのところ、「ブロック式馬券利殖術」を知っている方なら納得していただけるでしょう)
そこへいくと、スピード指数系馬券術やポイント系(詳しくは馬券本検証で)は1レース,1レースで予想結果を導き出せるのですね。
ただ、そのかわりと言っては何ですが、そうした馬券術で競馬に挑んでいる方は、毎レース、常に指数やポイントを算出し、把握しておかないと、予想の根拠が薄くなってしまい、困ってしまうわけですね。(かつての自分?)
〈もちろん、そのような武器を持っているいないとでは‘継続すればするほど’馬券力に差が出るとは思いますが・・〉

で、突然ですが、NHKマイルカップの予想です。
私の武器「ブロック式馬券術」は、残念ながら東京11Rでは使用できません。つまり、独力での予想=気楽な予想となります。
これが大切!肩の力を抜いて予想ができる、儲けは二の次です(しかしハズしたくない)。

専門紙で消去法とか血統とか読んだのですが、やはり今回はH番タニノギムレットをどうよむか、にかかっているみたいです。そこで武器を持たない私としては、“過去のレース内容が好き”という理由だけで、あえてダービー前にここを使うタニノギムレットにかけたい!と思ってしまったのであります。

さらに封印していた「馬連」勝負。ニュージーランドT組6頭に流す。(とうとうやってしまった)
GT連敗中ですから、参考になどしないようお願いします・・・。
では、これにて失礼。


No.15
4/14
−消去法−
 桜花賞惨敗!! 今年のクラシック第1弾は見事に桜散って始まりました。
ブロック式馬券術が最も苦手とするのが、1Rをピンポイントで的中させること。つまりGTレースなど普通なら最も当てたいレースの予想に(悲しいかな)この馬券術が役に立たないわけです。しかし、そんなこと気にしません。それはそれ、これはこれです。どの馬券術であれピンポイントでズバズバ当てるというのは至難の業なのですから。
 
 さて、消去法です。今馬券本では花盛りといった感があります。
ただし消去法と一口に言っても種類は様々。例えば過去10年のレース傾向から探るというもの、もちろんオープンレースです。また競馬場別に勝ち馬の傾向を予想する、血統別に推理する。最近の馬券本はデータがかなり細分化されてきているようですが、基本は消去法だとみています。
私たちの何気ない予想も、結局は頭の中で馬の消去をしているわけですから、これすべて消去法といってもよいのですが、データの総量と分析力に差があるわけですね。(井崎氏のデータ分析消去法も結構好きです)
消去法の目指すところはレースのピンポイント的中にあるようです。
先週の桜花賞。あるスポーツ紙の消去法では、なんと“比較的簡単に絞れるレース”であるということでした。データは平成以降の桜花賞。注目するポイントは過去桜花賞連対馬の前走着順、前走距離、前走人気。そして今年の桜花賞出走馬をふるいにかけます。すべて無事クリアして残った馬はただ1頭!残念、オースミコスモでした。
ということは、今回のアローキャリーはイレギュラーだったというわけですね。注目するポイントに何か問題があったのでしょうか?別の角度から探ればアローキャリーに行き着いたのでしょうか?そうではありますまい。
要するに、消去法=イレギュラー探し馬券術はピンポイント的中馬券術ではなく、ブロック式同様マクロ型的中を目指してこそ、その威力を発揮する馬券術であるといえるのではないでしょうか。来年、再来年の桜花賞で勝つ牝馬はオースミコスモと同じ道を歩んできた馬になる可能性が高い、というわけです。

 今日は皐月賞です。せっかくですからそのスポーツ紙の消去法からの勝馬予想を(リベンジ!)載せておきます。
平成以降の皐月賞連対馬26頭のデータから・・・消去をまぬがれ生き残った馬は最終的に2頭に絞られました。I番ローマンエンパイアにQ番チアズシュタルクです。それに安定味?ということで続くH番タイガーカフェとB番サスガとなったようです。この消去法による勝馬がはたして今年の勝馬となるのか、注目したいと思います。

ちなみに私の頭の中はうまく消去法が働かず、現在馬柱と格闘中であります。そうなると多分最終的には好きな馬の名前で消去法をくり出し、J番タニノギムレットとK番モノポライザー(ウルトラセブンに出てきそう、古い?)に絞ることになりそうです。
では、また。


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